4 「めっきの工法・設備」の章

  1. 01 バレルめっき

5 「めっきに必要な処理」の章

  1. 01 綺麗にめっきをするには?
目次

3「めっきの役割」の章 様々なめっきの役割

めっき(表面処理)は「素材そのものを変えずに、表面だけに機能を持たせる」技術なので、幅広い課題を解決する役割をもっています。本ページでは、その事例を紹介します。

錆、腐食の防止

金属は湿度が高い場所、屋外に置いておくと錆びてしまう。そんな困りごとはありませんか?

解決方法
■鉄に亜鉛めっき → 犠牲防食で鉄を守ります。
■ニッケル(Ni)・クロム(Cr)めっき → バリアで腐食防止

用途例
内燃機関のシリンダー/ピストンリング/鉄鋼製品など

防錆のイメージ図
防錆のイメージ図

摩耗・耐久性の向上

金属部品はどんどんすり減ってしまう、摺動部の寿命が短い、などの課題がありますが、めっきで解決できます。

■クロムめっき → 高硬度で耐摩耗性アップ。
■Ni-PTFE複合めっき → PTFEを複合して、摺動性アップ。

弊社では、
・100μm超えの超厚膜クロムめっきに対応できます。
・ Niめっきと比べて、摩擦係数を1/3に低減!

用途例
シャフト/金型/家電製品など

クロムめっき皮膜構成および実用例
クロムめっき皮膜構成および実用例

電気特性の付与

安定的に通電したい、抵抗が高くて困る。そんなときは、下記のめっきが有効です。

■Agめっき → 電気伝導性・熱伝導性(放熱性)はトップクラス。しかも貴金属の中では比較的安価な金属。
■Auめっき → 低抵抗・高耐食に優れています。
■Cuめっき → 低抵抗・貴金属より安価です

弊社では、
・絶縁粉体へめっきをして、導電性を付与できます。
・微細な導電配線をめっきで形成することができます。

用途例
新規導電性材料開発/MEMSデバイス/高密度基板

絶縁粉(樹脂粉)への導電性付与
絶縁粉(樹脂粉)への導電性付与
微細配線パターンをめっきで作製
微細配線パターンをめっきで作製

はんだ付け性の向上

接触不良、はんだ付けしにくい。そんなときは、これらのめっきで解決できます。

■Snめっき、Auめっき、AuSn合金めっき→濡れ性の向上ではんだ付けを容易に。

弊社では
・ 0201(0.2×0.1mm)サイズにめっき可能です。
・Au皮膜の硬さを調整できるので、接着剤向け・ワイヤーボンディング向けなど使い分けが可能に!

用途例
コンデンサ/抵抗チップ/半導体など

電子部品へのめっき
電子部品へのめっき

特殊機能の付与

その他、様々な特殊機能を付与することができます。

■電磁波シールド →Ni、Cuめっき …電波を反射したり吸収したりして電磁波の漏れを防ぎます。
■摺動性 → Ni-PTFE複合めっき …摩擦低減だけでなく、撥水性にも優れます。
■軽量化 → 樹脂へのめっき …ABS樹脂にめっきすることが可能です。金属と比べて軽量化が可能です。
■放熱性 → 厚付けCuめっき、ダイヤモンド複合めっき …熱伝導のよいCuめっきやダイヤモンドを複合させることで放熱性を高めます。

まだまだある、めっきの役割

本ページで紹介したものは、ほんの一部です。まだまだ解決できる事はたくさんあります。
弊社は機能性を付与するめっきが得意な会社です。「こんなことできたらいいな」「あんな機能があったらいいな」と思いましたら是非お問い合わせください。