2 めっきをもっと学びたい方へ

  1. 01. 色々なめっき
  2. 02. to be continued...
目次

1めっきを初めて学ぶ方へ はじめに

”めっき”というのは、大辞林によると、「金属または非金属の固体表面に金属の薄膜を強固に密着させること。」とあります。
つまり、何らかの物質の表面に金属の薄膜をつけること=めっきする、ということです。 

・・・あっさりした表現ですね。

実際の”めっき”の世界は、あっさりとした世界では全くありません。むしろ逆で、未だ解明されていないことも多く、また、今まさに、最先端の開発が進んでいる、とても複雑で、深い世界と言えると思います。あまりに多岐にわたるので、”めっきのKIYO科書”では、目次ページに「単元から選ぶ」ボタンを作っています。単元の見出しから、読みたい部分だけピックアップして読んでいただいて構いません。”めっきのKIYO科書”を通して、めっきの面白さを少しでも感じ取っていただけると嬉しく思います。  

では、”めっき”のお話を始めていきましょう!      

めっきをするのはなぜ?

なぜ、めっきが必要なのでしょう?
一般的に、大きく3種類の利点がある、と言われています。

1つ目は、見た目を美しくみせる、「装飾性」。装飾めっきと呼ばれている技術です。
アクセサリーや、メダルなどの装飾品の中には、ピカピカの金色にめっきされているものがあります。水洗金具も、高級感のある光沢のある銀色にめっきしているものがあります。身近に目に入るめっき品としては、この装飾用途のめっきが多いのではないでしょうか。

装飾性

2つ目は、金属の錆びを防止する、「防食性」。防錆めっきと呼ばれている技術です。
鉄は錆びやすいため、鉄の表面にに錆びにくい金属をめっきすることで、錆びにくくすることができます。ガードレールやボルトやナットなど、金属部品の表面にはこの防食めっきされているものが多いです。

防食性

3つ目は、錆防止以外の別の機能を付与する、「機能性」。機能めっきと呼ばれている技術です。
例えば、電子機器の部品同士を接合するために、めっきが用いられます(接合めっきと言われることもあります)。電子機器の内側、見えないところに使われているため、あまり気付きませんが、実は、現代のデジタル社会には必要不可欠な技術の1つです。

当社では、防錆めっきと機能めっきを行っております。この2つのめっきについては、別の単元で、詳しくお話させていただきます。

機能性