めっき技術 TECHNOLOGY

接合性 耐食性 低抵抗 高導電 高熱伝導 金めっき(Au) 銀めっき(Ag) 銅めっき(Cu) 貴金属めっき ニッケルめっき(Ni) 主要技術 粉体へのめっき Plating on the powder-form materials

⽬には⾒えないミクロンサイズの粉体にめっきをする技術です。
めっきをすることで粉体の付加価値を⾼くすることができます。

対応基材

■対応基材
粒径︓0.8μm以上(ご相談のうえ)
素材︓⾦属、ガラス、カーボン、樹脂など

対応可能な仕様と機能・特性

量産実績有り
無電解金
無電解銀 抵抗低減
無電解パラジウム
試作実績有り
無電解ニッケルリン 導電性付与
無電解ニッケル 導電性付与、磁性
無電解銅(Cu)

上記以外の仕様についてもお気軽にご相談ください

技術の特徴

粉体へのめっきとは

粉体めっきは、⽬に⾒えないほどの⼩さな粉体(微粒⼦)にめっきを⾏う技術です。
⼤きさは花粉よりも⼩さいミクロンサイズ(1mmの1/1000=1μm)の粉体から髪の⽑の太さほどの粉体までめっき可能で、その粉体⼀つ⼀つにめっきを⾏う、それが「粉体めっき」となります。
粉体にめっきを⾏なう事で粉体に以下のような付加価値を与えることができます。
 ・導電性を与えることができる
 ・粉体の腐⾷を防ぐことができる
 ・貴⾦属粉の代替えとしてコストダウンできる
 ・磁性を与えることができる
 ・焼結体の均⼀性が期待できる

 


導電性

めっきした粉の特徴

 

めっきの種類による体積抵抗率の比較グラフ


粉体へのめっきにおいて、⼤きな特徴の⼀つとして導電性付与が挙げられます。
例1) 絶縁物である樹脂粉にめっきをすることで、⾦属粉では不可能な「弾⼒性のある導電粉」になる。
例2) 絶縁物であるセラミックス粉にめっきをすることで、⾦属粉では不可能な「硬さのある導電粉」になる。

例3) 抵抗が⾼めの⾦属粉にAuめっきやAgめっきをすることでさらに低抵抗化できる。
粉体に導電性が付与されることで、主に電磁波シールド材、導電ペースト材などが⽤途として挙げられます。


 

粉体への薄膜ナノめっき

 

⼀般的なめっきではミクロンスケールの膜厚となりますが、粉体は表⾯積が⾮常に⼤きいため、ナノスケールまで薄くすることもあります。
めっきの仕様にもよりますが、ナノメートルのめっき処理ができるのが当社の「ナノめっき」です。

ニッケル/金めっきした樹脂粒子の断面

経験と実績


当社は粉体へのめっき開発を始めて約20年の経験があり、試作経験も豊富に御座います。また、数多くある試作の中から数⼗kg〜数百kg/⽉の量産⽴ち上げ実績もあり、量産を⾒据えた試作につきましてもご相談ください。
2014年、粉体めっきの技術である「導電性微粒⼦の製造⽅法」にて全国発明表彰を受賞致しました。
弊社は開発し続けることで技術⼒を向上させております。

用途や導入例

  • 導電ペースト材料に用いられます
  • 電磁波シールド材に用いられます
  • ソーワイヤーに用いられます

Q&A

  • めっき可能な最小サイズはどれくらいの粒径でしょうか?

    0.8µmの粒子へのめっきについて、量産実績が御座いますが材質やめっき仕様にもよりますので、一度ご相談させて頂きます。

  • 粉体へのめっきは何に使われていますか?

    めっきの導電性を活かした導電ペースト材料や電磁波シールド材として使われることが多いですが、他にも様々な用途で使用されております。

  • どのような材質の粉体へめっき可能ですか?

    基本的には、空気もしくは水に溶解する物以外であればなんでもめっき可能ですのでお気軽にご相談ください。

  • どれくらいの数量からめっき試作できますか?

    数g単位でめっき試作可能です。ただ、複数にわたって条件検討をしますので、素材粉は多めにご支給頂けると助かります。

関連する分析技術

関連・類似のめっき技術

お問い合わせ・試作依頼