工場排水、工業用水等の水質分析を行います。工場排水においては、微量金属分析でISO/IEC 17025 認定を取得しており、水中の微量金属分析における技術を維持しております。
また、“水又は土壌中の物質の濃度” 区分について、計量証明事業としての登録も受けております。
水質がものづくりの品質を左右する場合もありますし、適切な排水管理がされていることを定期的に確認することは、順守義務や周囲の環境保全にもつながります。
弊社は、水に関わりの深いめっき工場であることを強みに水質分析に力を入れております。
工場排水中の金属成分をJIS K 0102(工場排水試験方法)にて測定します。工場排水には懸濁物が含まれるため、強酸を添加し煮沸分解してから測定する必要があります。また、液の経時変化により採取から測定までの時間が結果に大きく影響しますので、適切な保存処理が求められます。弊社では、右表の元素において、ISO/IEC 17025の認定を取得しておりますので、適切な方法を用いて測定します。
また、それ以外の金属元素につきましても約35元素の測定が可能です。
私たちが普段何気なく使っている水道水や工業用水には様々な物質が溶解しています。水質によっては機器や設備、製品などへトラブルを引き起こします。
水使用環境下でのトラブルでお困りの方は、是非「水の分析」をご検討ください。
上記でご紹介した約45種類の金属成分の他に、塩化物イオンなどの陰イオンや、アンモニウムイオンなどの陽イオンも測定可能です。