受託分析 ANALYSIS

製品観察/不良解析

製品表面や断面の拡大観察・成分分析

試料の表面状態や断面構造を、様々な角度から観察することでその製品の実態が見えてきます。さらに、成分分析や元素マッピングを行う事で、現象のメカニズム考察に役立ちます。
表面を高倍率で観察することにより、金属の結晶状態、傷や凹凸の有無、異物の付着、成分の違いなど、目に見えない変化を確認することができます。
また、断面観察では、構造や内部で起こっている事象を確認することができます。断面を観察するには、高度な加工技術が必要です。

断面観察での現象確認からメカニズム考察へ

断面観察での現象確認からメカニズム考察へ

製品内部での変化は、表面からでは確認しづらいものです。製品を加工し、断面からの観察を行うことにより内部でどのような事が起こっているかを確認できます。不良が外的要因なのか内部的な要因なのかなど、起こっている現象が明らかになります。

例えば、金めっきが熱処理によって変色した事例です。金がニッケルめっきに拡散し、ニッケルが金のピンホールより表面に拡散して酸化膜の様に堆積している様子です。
表面からは分からないことが明らかになり、問題解決への大きな第一歩となります。

表面解析から分かること

表面解析から分かること

製品断面の観察は、構造解析やメカニズム解析の王道ですが、表面解析での下調べはとても重要です。断面観察のポイントを選ぶ際には、広い視点で製品の表面を観察し、変化点を見つける必要があります。断面解析では見つけられない情報を表面解析によって得られることもあります。

例えば変色不良が起こった際、異物付着や金属結合などによる異成分変色なのか、めっき未着やめっき腐食、異常析出などのめっき形状変化による変色なのかを探るには表面解析が優先的な手段となります。

成分分析

成分分析

断面および表面の観察箇所における成分分析が可能です。部分的に成分が異なっている場合や異物が付着している場合、金属同士が拡散している場合など成分差による現象は、観察画像だけでは判断しにくいです。成分毎に色別で分布状態を表示するマッピング解析や、成分の定量分析が可能です。

目的に応じて、分析方法が選択できます。製品全体における成分分析は蛍光X線、めっきなどの表層分析はSEM-EDX、微小範囲や深さ方向に対する成分分析はオージェ分析、有機系の成分分析はFT-IRやラマン分光分析を用います。

不良解析

製品不良でお困りのお客様と同じ思いで解析いたします。
めっき屋としての視点で、適切なポイントを的確な方法で解析し、不良モードの解明、発生メカニズムの推察に努めております。また、分かりやすい報告書の作成に取り組んでおります。

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