めっき技術 TECHNOLOGY
開発技術
既存品の性能・機能向上のために、こんなめっきできないか、というお問い合わせを良く頂きます。簡単ではないことも多いですが、お客様と共に、粘り強く取り組ませていただいております。
個別にお打合せさせていただきます
基本的には小スケールでの対応からとなりますが、場合によっては、大きめの設備を準備することも検討させていただきます。
無電解Ni-P-W | ニッケル-タングステン-リン |
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無電解Ni-SiC | ニッケル-SiC複合めっき |
電解銀-PTFE | |
電解Pdーアルミナ | 電解パラジウムーアルミナ |
貴金属各種 | 白金(Pt)、ロジウム(Rh)、等 |
※上記以外の仕様についてもお気軽にご相談ください
以前、ある企業の担当者の方より、こんなお問い合わせをいただきました。
セラミックの極小パイプがあるんです。サイズは、外径1mm以下、長さ数ミリの微小パイプです。これにめっきできますか...?しかも、外側だけでなく、内側にもめっきしてほしいんです。
当社の回答は、トライしてみます!
お客様と共に、サンプルを御支給いただき、処理条件の試行錯誤を続け…2か月後!
お客様の望む出来栄えに到達することができました!!
材料、形状、めっき仕様の組み合わせは無限で、最適条件を見つけることは簡単ではありません。しかし、お客様が諦めない限り、当社も決して諦めません。
お客様の”想い”を、めっきで”カタチ”に。可能性が少しでもあれば、トライし続けます。
例えば、ニッケルコバルト合金めっき、ニッケルSiC複合めっき等、あまり一般的ではない、特殊なめっき皮膜もトライさせていただいております。
難易度が高いものが多いので、トライ&エラーで繰り返しながら、最適条件を探していきます。
ニッケル以外の金属へのPTFE複合めっきや、ダイヤモンド複合めっき、ビスマス(Bi)めっき、アンチモン(Sb)めっき、ニッケルタングステン(Ni-W)めっきなどもご相談可能です。
以下は、パラジウム―アルミナ複合めっきの画像です。
例えば、ニッケルめっき+金めっきを行う際、その種類は電解ニッケルー電解金、もしくは無電解ニッケルー無電解金、と電解か無電解かのどちらか一方に揃えるのがセオリーです。
品質安定性、作業性やコスト等、理由は様々ありますが、どうしても無電解ニッケル+電解金めっきじゃないとだめだ!という場合があります。
当社では、このような無電解と電解が混在するような特殊な仕様の試作も行っております。
アルミめっきやチタンめっきはできますか?
アルミニウムやチタンの膜は、湿式めっきでは成膜出来ない金属となります。
その他、タングステンの単体での成膜も湿式めっきではできません。
このページに記載されているような特殊仕様の場合のトライは、有償ですか?また、検討期間はどれくらいかかるのでしょうか?
トライは有償です。また、製品毎で全く条件が異なるため、検討用サンプルを御支給をお願いさせていただいております。
検討期間はケースバイケースですが、最も多い進め方としては、1~2か月を目途に、検討結果をご報告させていただき、次のステップに進む、という形です。
検討結果の条件開示はいただけるのでしょうか?
大変恐れ入りますが、具体的な処理液組成や処理条件はノウハウとなり社外秘となります。
企業や大学での要素研究のような位置づけでも対応してもらえますか?
もちろん、ご対応させていただきます。以下のフォームよりお問い合わせください。