受賞一覧

環境経営による社会的責任の実施(環境情報開示)





2012年1月
キャリア教育アワード
経済産業省優秀賞 受賞
2010年7月
ISO14001ASRP適合合格
2009年度
日本商工会議所青年部
ビジネスプランコンテスト 準グランプリ
2006年度
日経ものづくり大賞
日本経済新聞社 大賞受賞
2006年度
第1回「元気なモノ作り 中小企業300社」
経済産業省 選定
2005年度
第1回ものづくり日本大賞
経済産業大臣 特別賞受賞
2004年度
第7回グリーン購入大賞
中小事業所部門大賞受賞
2004年度
全国初「環境格付け」による私募債発行
日本政策投資銀行による世界ではじめての融資・保証制度
2003年度
第1回日本環境経営大賞
環境経営優秀賞
2003年度
第1回福井県科学技術大賞
最優秀賞受賞
2003年9月
日経エコロジー9月号
(環境版 元気な企業)
2003年7月
NHK「ETVスペシャル」
(非常識がビジネスチャンス)
2003年5月
NHK「21世紀ビジネス塾」
(環境経営が利益を生む)

  ニュース一覧:嬉しい受賞・認定


第一回ものづくり日本大賞 清川メッキ工業(株)経済産業大臣 特別賞「製品・技術開発」部門

 経済産業省は、内閣総理大臣表彰「第1回ものづくり日本大賞」について、受賞候補者の公募を開始し、各ブロックによる一次審査及び二次ヒアリング審査、最終審査等を経て、平成17年8月2日に受賞者を発表しました。
そのうち、経済産業省関係(内閣総理大臣賞(6)・経済産業大臣賞(17)・特別賞(6)・優秀賞(59))において、清川メッキ工業株式会社「小型・軽量・消費電力削減に貢献するナノめっき接合技術(清川肇氏外9名)」(福井県:清川忠社長)が特別賞を受賞しました。今回受賞した企業及び受賞者のほとんどが、上場企業または産学連携の企業体等で、同社は単独企業として、「産業・社会を支えるものづくり」分野の「製品・技術開発」部門にノミネートし、技術の革新性、技術レベル、経営貢献度、環境優位性などを基準に選考されて、今回受賞につながったものです。
「ものづくり日本大賞」表彰は、我が国の産業・文化の発展を支え、豊かな国民生活の形成に大きく貢献してきた「ものづくり」を着実に継承し、さらに発展させていくため、「ものづくり」の中核を担っている中堅人材や、伝統的・文化的な「技」を支えてきた熟練人材、今後を担う若年人材など各世代に渡る、特に優秀な個人又はグループに対して内閣総理大臣賞を授与するものとして新設された制度です。
なお、経済産業大臣賞及び特別賞受賞者は、去る平成17年8月3日に東京プリンスホテル「プロビデンスホール」にて表彰式が行われました。
福井県におきましては、清川メッキ(株)が経済産業大臣 特別賞 1件と、セーレン(株)が、優秀賞 1件となっております。

『業績の題目』
小型・軽量・消費電力削減に貢献する「ナノめっき」接合技術
清川 肇 他 9名『製品・技術開発の内容』
電子部品は、過去10年という短いサイクルで、実装面積が約7分の1まで小型化されている。清川メッキ工業鰍ヘ、これらの極小電子部品電極のナノクラスによる「接合めっき」技術の開発および量産化をいち早く始め、現在では0402チップ部品(0.4mm×0.2mm)の対応技術をも確立している。本めっき技術は、電子部品等製品の小型化および省電力化にとって無くてはならない技術であり、現在の環境問題では、CO2削減等の解決を図る鍵となるものが多い。
清川メッキ工業鰍フ技術開発によって、素形材料等の削減、環境負荷物質の削減、電化製品においては国の省エネルギー政策である「地球環境を守る」ことに貢献している。

<受賞の背景>
■具体的成果
プリント基盤、半導体および電子部品といった別々のパーツをつなぎ合わせているのがめっきである。このめっき技術は自動車や航空機関連など、人命にかかわる重要保安部品等多岐にわたって使用され、製品不良の故障は絶対に許されない。
そのためこうした部品を供給するためには高度かつ安定した品質の確保が不可欠である。21世紀を迎え、ハンダ(スズー鉛)に含まれる有害化学物質の鉛を使わない、「鉛フリーハンダ実装」の研究開発が急速に進んでいる。現段階においてもハンダの鉛フリー化に際しては更なる接合信頼性の確保が求められており、清川メッキ工業鰍フはんだ接合めっきが実装のキーテクノロジーの一つとなっている。チップ部品は、10年前は1608(1.6mm×0.8mm)サイズが主流であったが携帯電話の出現により、現在は0603(0.6mm×0.3mm)サイズに変化し、ここ10年で実装面積約7分の1まで小型化されている。



接合めっきの模式図


携帯電話内部の模式図


実装面積の削減率


携帯電話内部の写真


■環境への配慮
こうしためっき技術は製品の小型化を推し進めるにはなくてはならない技術であり、現在の地球規模による環境問題の中にはこれが解決の鍵になるものが多い。
清川メッキ工業鰍ナはISO-14001の運用を通じて、電子部品メーカーとともにグリーン購入を推進し、電子機器による環境負荷の低減と同時にコスト削減を実現している。
また、本めっき技術によって、省資源化、省エネルギー化、有害物質削減、リサイクル化などを進め、清川メッキ工業鰍煌ツ境への影響が最も大きいとされるめっき産業を環境配慮型産業へと転換させる努力を重ねている。
こうした取り組みを通じて蓄積した情報、技術、ノウハウを業界に広げるとともに、地域へのグリーン購入の普及においても重要な役割を果たしている。
■めっき業界における環境経営の推進
清川メッキ工業鰍ナは、製品の設計段階において、2004年に策定した「清川・環境化学物質管理指針」により、300を越える物質について、国内外の法規制に基づきユーザーとともに開発製品ごとの管理を行っている。環境に配慮している企業は他社との差別化されたブランドを構築でき競争優位を確立している。

■新規市場への展開
今後、「ナノめっき」から広がる世界として、エネルギー・環境(燃料電池、超小型2次電池、人工光合成)分野、医療・バイオ(DNAチップ、オーダーメイド医療、マイクロTAS)分野、新素材(複合・融合材料、人工触媒)、加工技術(マイクロマシン、ナノ構造応用)など多種多様な応用分野が存在する。日本が世界の中でものづくりの根元になるためには、「ナノめっき」に大きな期待が欠けられている。
清川メッキでは、1997年においては電子部品1/3、電気機器の後加工・組立1/3、建設機械、一般機械、その他のめっきが1/3という構成であった。「ナオめっき」技術シーズを発進することで、7年後の2004年度には、売上の半分以上を新規顧客から生み出すことができた。新市場として、多層基盤、半導体、精密機器、粉体、医療機器といったこれまで異業種と考えていた分野に進出を果たした。

■技術の伝承
ものづくりを支えるのは、個人のスキルと組織的な技術の伝承システムである。清川メッキは、国家資格であるめっき技能士取得を積極的に展開し、めっきに関わる社員の60%がめっき技能士を取得し技術伝授と技術創造を行っている。また、小学生〜中学生を対象にKIYOKAWAめっき教室と称し、体験型めっき実験教室を実施し、めっきの面白さ、ものづくりの素晴らしさを子供達に伝えている。


これらのことを、今回評価して頂き、今回の賞を頂くことができました。
ご支援頂きました、お客様をはじめ、多くの関係者の方にお礼申し上げます。