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 息子たち 三男・忠幸の昔話 / 会社

 私は、「この人が、いないとこの商売はできない」と言われる存在になりたかった。○○商事と商売をしているのではなく、清川君と商売がしたい」と言われる商社マンになりたかった。
 最初の2〜3年は、そのことばかりを考えていた。組織の歯車というやつには、なりたくなかった。しかし、そうではなかった。自分が辞めれば、商売がなくなる。そんなことは実際には少ないし、そうであればあまりにも悲しすぎる。やはり会社なのである。

 たとえ自分がその部署を離れようとも、自分の行った事・功績が脈々と後世に引き継がれていく。5年・10年・20年後に「これは、俺がやったんや」と言えるものにしなければならない。これが、本当の喜びである。
 「あなたがいないとダメ」これも結構でる。しかし「あなたがいなくても大丈夫」悲しいようであるが、これが本当の喜びである。
 一つの仕事を離れてつくずく思う。

  来るべき21世紀に向け、われわれの功績をより高い付加価値に代え、脈々と後世に残していきたい。それが「喜び」である。

  最後に私を含め清川グループという家族を支えてくれた母親に感謝します。



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